会社を元気にするための事業活性化・経営・補助金活用の知恵袋

ジュエリー業界や小売業にとどまらず、中小企業の皆さんのお役立ち情報を随時配信中。補助金活用、経営体質の改善、事業活性化に繋がる新規事業展開などが主なテーマです。

補助金活用、戦略的な新規事業展開や経営体質の改善をテーマとするほか、最近読んだ書籍のなかで中小企業の皆様に役立つことを情報発信しています。
中小企業診断士 広岡 徹也(認定経営革新等支援機関:個人)
↓認定支援機関のページ  
https://ninteishien.force.com/NSK_CertifiedRecordView?id=a0D1000001SG77JEAT

補助金×前向き新規事業を成功させるナビゲーターの
広岡徹也です。

事業採択補助金ですが、先日 第2回の公募結果が出ました。

<第2回公募結果>
          通常枠     特別枠   
 応募総数     14,800件    5,884件 
 
 採択数       5,367件        3,919件       

 採択率                   36.3%              66.6%

第1回と比べて 採択率については、通常枠が5.2ポイント(第1回 30.1%)
特別枠が11.3ポイント(第1回 55.3%) それぞれ上昇しています。
1次でやや審査を厳しめにしてしまったので、2次は多少緩めたという感じで
しょうか?

金額の規模がそれなりに大きい通常枠については、2次でも30%台で事業計画
の審査をシビアに行っている印象です。
特に通常枠において、私もこれまで複数 計画書を策定しているなかで、採択の
合否になりそうなポイント、気づいた点は以下です。

1.再構築する事業はダイナミックに描く
  通常枠ですと、投資総額3,000万円を超えてきて、金額規模もそれなりに
  大きいです。
  にも関わらず、事業のスケールが小さい(単価の低いものだけをチマチマ
  売るようなもの)ものは 審査・評価が低くなるようです。
  手堅く小さく儲かるものも要素に入れつつも、事業自体はダイナミックに 夢が
  あったり、社会貢献度が高いものがより好まれると思います。

2.補助期間終了後にしっかりと黒字になっている
  今回の事業再構築補助金では、設備投資をきっちりと行い、新たな事業の柱を造る
  ことにチャレンジせよとなっています。
  そうすると、どうしても 機械設備や建物建設などの固定資産が大きく増える、
 (=減価償却費が増える)、雇用も人を増やす中で人件費が増える、とにかく固定費が
  高止まりしてしまいます。
  国は応募要件に「付加価値額」(営業利益+人件費+減価償却費)を指標として掲げて
  いるので、それさえクリアすれば良いと思いがちですが、違うと思った方が良いです。
  付加価値額のクリアは当たり前、補助事業終了後(5年後)に会計上もわかりやすく
  黒字(営業損益、経常損益段階)になるように計画を組みましょう。
  A4 15枚以内という制限はありますが、根拠も示しつつ、収益計画は丁寧に、黒字に
  なることを意識して書いていきましょう。

今は第3回の応募受付中ですが、年内は第5回まで応募があります。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただいてありがとうございました。

補助金×前向き新規事業を成功させるナビゲーターの
広岡徹也です。

事業採択補助金採択後の注意すべき点を書きます。
採択されたからと言って安心してはいけません。
なぜなら、新規事業の対象となる設備投資の契約、
実行、支払を期日までに全て完了させる必要があります。
これに間に合わなければ補助金を得ることはできません。
採択後の手引書を見ても今一つわかりにくいので、以下に
シンプルに書いてみます。

【採択後の流れ】※1次公募(2021年4月30日応募締切)合格(通常枠)の場合

◆補助金 採択(審査結果…合格)     採択日 2021年6月18日

◆正式な見積取得・経費金額の確定   

◆交付申請(この内容、金額で補助事業を実施する…国に最終伺い)                          
                     
 →補助金事務局が審査 

◆交付決定(補助事業実施の正式な許可が出る)

◆補助事業開始(各項目の発注契約~設備投資実行~支払)

◆補助事業の完了(設備投資完了、支払も完了した状態) 
 ※採択確定日から14か月以内に補助事業を完了しなくてはいけない
  と手引書に明記されています

となると、採択日が2021年6月18日ですから、補助事業完了期限は
翌2022年8月17日
までとなります。
今のタイミングですと、ちょうど1年後です。意外にあっという間、短いです。
交付申請で手間取ると、後工程が遅れてしまい、補助事業の着手がそのまま遅れます。
支援機関のサポートを貰いつつ、この期限を意識して逆算して新規事業プロジェクトを
進めていきましょう。
私も当事者ではなく、伴走者ですがハラハラしながらサポートに徹しています。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

補助金×前向き新規事業を成功させるナビゲーターの
広岡徹也です。

事業再構築補助金について、私も1次応募から計画策定支援
に携わっていますが、今回は新たにチャレンジする新規事業
の骨組み部分について書きたいと思います。

新規事業を組み立てる際、重要な根幹部分と言えば何を思い
浮かべますか?

私は若い頃に叩き込まれたのですが、業績アップのシナリオ、
ストーリーをきちんと描き切ることだと考えています。

業績アップのストーリーを抜け漏れなく描くためのフレーム
ワークとして、私は以下をいつも活用しています。

「誰に」      ターゲット    
 
「何を」      提供商品・サービス 

「どのように」   販路、提供方法、販促プロモーション

それぞれのポイントを以下補足していきます。
1.「誰に」…WHO
  狭く小さく具体的に考える
  そうすることで、ターゲットに対して、
  「To Me Message」(ああ、自分のことだと気づいてもらえる)
  を送りやすくなる
  小さく取っても、結果的に分母を大きく取れる

2.「何を」…WHAT
  扱うモノではなく、提供する価値を切り口に考える
  モノベース  →  提供する価値ベース

  印刷屋    → 販売促進支援業
  出版社    → 知識・文化伝達業
  ITシステム屋 → 業務効率改善業
    
3.「どのように」…HOW
 大きく以下の要素を考えていく
 1)販売チャネル
 直販or代理店?卸売?

 2)提供方法
 店舗でねっちりヒアリング接客?
 店舗でセルフ販売?
 WEBで販売?  

 3)販促プロモーション
 チラシ?ポスティング?リスティング広告?HPからのSEO検索?
 YouTube動画?インスタ?
 アナログとデジタルを組合せて導線を作っていくことが集客には
 効果的と思います 

 4)コピーライティング
 「To Me Message」(ああ、自分のことだと気づいてもらえる)
 ストーリーに「共感」してもらい、「感情」に訴えられればベスト

 こうして考えていくと抜け漏れなく、審査側にもどのような商売を
 しようとしているのか、明確に伝わるはずです。
 やるやらないの前に、まず考えて組み立ててみることも大事ですので、
 自分一人ではうまくまとまらないが、何となくこんなことを考えている
 でも大歓迎です。お気軽にお問合せ下さい。
 最後までお読みいただいてありがとうございました。

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