左斜め上からジュエリー業界を元気にする中小企業診断士 広岡徹也です。
今日は前回の続きで、ビジネス戦闘力を上げるポイントを書いていきます。

1.問題を根本的に解決する方法を考える
  例:木こりの話
  ◇5時間作業しているがはかどらない
  通行人   「ノコギリの歯を研いだらどう?」
  ダメな木こり「研いでる暇なんてない 切るだけで精いっぱい」
  目の前の作業をいったん中断して解決策を以下のポイントで考えてみることです 
 1)計算してみる(時間に換算してみる)
 2)全体を考える(仕事の進捗を考える)

2.段階的に詳細化する
 ◇まず全体を俯瞰する 
 ◇そのうえで、改善すべき箇所を見つけて詳細化する
 ◇いきなり細かいところから入らない
 業務改善を行う際によく使います。業務プロセス全体を洗い出したうえで、ボトルネック
 (改善すべきと思われるポイント)を見つけ、そこを詳細化しポイントを絞って改善策を
 考えます。

 1)文章をかくときは「構成」から考える
 2)スケジュールはフェイズに分けてからブレークダウンする
 例:構想フェイズ 計画フェイズ 実行フェイズ
 3)問題発生の際は思いつくことをリストアップしてグルーピングする

3.前提条件を疑ってみる
 1)過去の延長に流されない
   ゼロベースで考え新たな選択肢を見つける  
 2)選択肢を広げる
   これ以外の選択肢はないのか?
 3)できる方法を考える
   できないという前提条件を外し、どうすればできるか?をひたすら考える

4.過去をなぞらない
 1)過去の事実を成り立たせていた要因を探る
 2)過去の成功を陳腐化させる
 3)居心地の悪いところにあえて身を置く

5.トレードオフを疑う
 1)行住坐臥(ぎょうじゅうざが)すべてが仕事であり、人生と考える
   仕事とプライベートは決してトレードオフの関係ではない
   仕事も生活も家庭もすべて人生
   この人生に全精力を傾ければ、結果としてバランスされるはず
 2)あれかこれかではなく、あれもこれもいけると考えてみる
   仕事が入り旅行キャンセル・・・も、出張先で待ち合わせて両立できないか?

今日はこのへんで。最後までお読みいただき、ありがとうございました。