この助成金を活用すれば、細かな要件はありますが、けっこうな金額を国から
会社に支給してもらえます。
思います。今日はこのへんで。最後までお読みいただいてありがとうございました。
ジュエリー業界や小売業にとどまらず、中小企業の皆さんのお役立ち情報を随時配信中。補助金活用、経営体質の改善、事業活性化に繋がる新規事業展開などが主なテーマです。
左斜め上からジュエリー業界を元気にする中小企業診断士 広岡徹也です。
今日は政府から出ている新型コロナの影響を受けた事業者向けの緊急融資
について書きます。はじめに出たセーフティネット保証は保証協会付の融資
でスピーディーですがどうしても利息が高くなります。第二弾で出た実質
無利子無担保となる緊急融資は保証協会付ではないので、どんなものか概要を
簡単にお伝えします。
◇実質無利子無担保となる融資について
① 日本政策金融公庫による特別貸付
・金利について
当初3年間は0.9%の利下げを行う。中小企業1.11%→0.21%、
小規模事業者 1.36%→0.46%
・0.9%の利下げ対象となる借入額は、中小企業 1億円、小規模事業者3,000万円
までです
・運転資金として借りる場合、15年以内の借入期間で、4年目以後は上記の0.9%の
引き下げがなくなり、中小企業であれば0.21%→1.11%に戻る
・据置期間は最大で5年以内となっており、個別に審査のうえ据置期間が決まる。
② 特別利⼦補給制度(①とリンクしてます)
・中小企業 売上△20%以上、小規模事業者△15%以上減少している事業者が対象です
・②の特別利子補給も①と同様、①の制度を使って借入を行い、借入後当初3年間に限って
利子補給(後で国が利子分をキャッシュバックする)を実施する。
①を活用して1.11%→0.21%の金利から0.21%の利子補給を受けて実質無利子と
なります。
・利子補給対象は中小企業1億円、小規模事業者3,000万円の借入金です。
<まとめ>
・中小企業であれば、新型コロナ影響で売上高が20%以上減少していれば対象で、
借入金上限1億円まで、借入当初3年間までは①と②を組み合わせて実質無利子と
なります。
但し、4年目以後は①と②のいずれもなくなりますので、中小企業であれば1.11%の
金利負担が発生します。
(要は 3年間で業績、資金繰りを回復させてほしいということです)
今日はこのへんで。最後までお読みいただいてありがとうございました。