左斜め上からジュエリー業界を元気にする中小企業診断士のブログ

ジュエリー業界や小売業にとどまらず、中小企業の皆さんのお役立ち情報を随時配信中。補助金活用、経営体質の改善、事業活性化に繋がる新規事業展開などが主なテーマです。

2020年02月


左斜め上からジュエリー業界を元気にする中小企業診断士 広岡徹也です。
今回は私が勤務するボランタリーチェーン(ジュエラーズジャパン)の
新年度フォーラムで行ったパネルディスカッションの内容を紹介しつつ、
宝飾時計眼鏡の小売店舗の活性化のヒントを探ろうと思います。

フォーラムは水天宮のロイヤルパークホテルにてお取引先様や日頃お世話に
なっている関係者をお招きして行われ、当日 私も全体進行の司会も務め
させていただきました。
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第一部はコーディネーターの株式会社PR現代 代表取締役社長・下島仁氏
の司会進行のもとで『令和時代、本格スタート!さぁ、新しい明日へズバリ答えます!
 業界各団体の2020年の戦略とは?』というテーマでパネルディスカッションを行いました。
記念写真1

パネリストに花島路和氏(ジュエラーズマインドグループ会長)、
      石岡幸雄氏(協同組合日本ゴールドチェーン理事長)、
      天満桂一氏(ウインク株式会社代表取締役社長)
といった業界団体トップをお招きしたほか、当社の中澤社長も加わり、多岐に渡るテーマで
業界活性化について白熱した議論・意見交換が行われました。
パネリスト4名様

1.19年秋の増税前後のマーケットの変化について
 やはり各社ともに昨年9月の増税前の駆け込み需要は一定程度あったものの、
 増税後はその反動もあって苦戦している傾向が見られました。
 その中でも、以前もブログで書いた「補聴器」の売上が堅調でジワジワと比率が
 伸びている、TVで今後値段が上がると紹介された希少石(パライバトルマリン、
 ピンクダイヤモンド)の指名買いなど、売上浮上のきっかけとなるような話も
 随所にありました。

2.キャッシュレス決済の状況、ポイント還元策の効果について
 最大5%のポイント還元については、金額上限(クレジット会社では月/15,000
 ポイントまでとしているケースが多い)があるため高額品購入に効果は薄いものの、
 中もしくは低価格品での購入には一定の反応がある。
 但し、お客様に制度の利用方法やキャッシュレス決済方法を店頭で丁寧に説明する
 必要があるため、接客対応に従来よりも時間が取られるという意見がありました。

3.人材採用・定着育成への対策について
 地方の小売店ですと、募集をかけても応募自体がなかなか来ないので、チラシなどで
 粘り強く集めるという意見のほか、都内の小売店舗では成功報酬型の人材マッチング
 会社とタッグを組んで業界未経験の優秀な人材を確保・育成しているケースも
 ありました。
 また、外国人雇用者を専門に紹介してくれる会社と手を組む、ユニークな意見として
 新入社員に新築のモデルハウスを見せて、ウチで働いて30歳になったら給料このくらい、
 40歳でこの役職と給料、家族設計でローンを組むとこうなる・・・。みたいな形で 
 将来の夢、目標を持たせる会社もあるとのことでした。

 あっという間の時間でしたが、参加された皆様の少しでもお役に立てれば嬉しい
 です。  
 今日はこの辺で。最後までお読み頂いて、ありがとうございました。


左斜め上からジュエリー業界を元気にする中小企業診断士 広岡徹也です。
中小企業庁が毎年出している「中小企業施策利用ガイドブック」のなかから
支給のハードルが比較的低めの助成金をご紹介します。

それは「両立支援助成金(出生時支援コース)」です
何かというと、中小企業の場合、男性社員が連続5日以上の育児休暇を
取ると1人目で57万円支給されます。
         <厚労省作成のリーフレット抜粋>
助成金

年間の支給対象者数の縛り(初年度9名、次年度以後10名まで)はありますが、
男性社員の育休取得が毎年そう何人も出るわけではないので、1人いて休みを
取ってくれれば57万円支給です。
金額としてはけっこう大きいですね。

しかもほかの助成金(例えばキャリアアップ助成金)のように、キャリアアップ
管理者を置けだの、キャリアアップ計画を事前作成して労働局長の認定を受けろ
などの手間がかかる事前の措置も不要です。

但し、男性が育児休業を取得しやすい職場づくりのため、以下のような取組を行い、
その取り組み内容を証明する書類は提出しなければいけません。
◆取組例
・子が生まれた男性に対して、管理職による育休取得の勧奨を行う
・管理職に対して、男性の育休取得についての研修を実施する

某政治家が育休取得で話題になりましたが、日本では男性の育休取得がなかなか浸透せず、
こういった助成金をテコにして取得率をどうにか上げていきたいのだと思います。
ハードルは低めなので、社労士の先生に相談するなどしてうまく活用していきましょう。

今日はこのへんで。ありがとうございました。


左斜め上からジュエリー業界を元気にする中小企業診断士 広岡徹也です。
今回は最近読んだ本の中から、企業経営の本質を考えていこうと思います。

経営者の基本的な役割
1.会社をつぶさない
2.社員の力を結集させる
3.経営革新を行う

お金のことは任せた、自分は分からないからノータッチ
これで経営者が会社を潰すケースも間々あります。

「任せて任せず」 松下幸之助
仕事はその分野に明るい人、その仕事をやりたいと思っている人に任せるべき
任せたのであって放り出すのではありません
経営者は頭の中では絶えず気にする 時に報告を求め、助言・指示をしなければいけません

経営とは馬を乗りこなすこと
経営 … management
managementの語源…ラテン語で「手で御する」を意味するmanusから来ています
イタリア語では「馬を乗りこなす」という意味があります
意のままに動かない野生の馬を思い通りに動かすことがmanagement
現代の経営は馬ではなく、人を動かす
経営というのは人を動かして事業を行う…これが本質

<社員の力を結集し、動かすには?>
・経営理念やビジョンを示し、社員の共感を得る
・社員の意見を聞く 相談する
・従業員満足度が高まるような施策を行い、社員をやる気にさせる

経営革新は企業のアンチエイジングです
<経営革新に取り組む原動力(3つ)>
1.意地
  自分の代で終わらせたくない
2.経営する会社の存在意義を明確にする
3.先代の生き様
  先代(両親)へのリスペクト

後継者は先代から引き継いだバトンを落としてはいけませんが、
しかし、バトンの色は好きなように変えてもいいのです

今日はこのへんで。ありがとうございました。

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